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〈原子(単体)の標本〉
原子・周期律を感動的にイメージ
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研究概要 1999.12
仮説実験授業研究会 丸山秀一
■〈原子(単体)の標本〉とはなにか
台紙に板倉聖宣先生作成の周期表を使い,そこに実際の単体を張り付けるというものです。かなり見栄えのよいものができます。また実物(単体)を見ることにより,原子や周期律についての見通しが良くなり,感動的にイメージすることができるようになります。
■研究の意義
授業書《原子とその分類》や《もしも原子がみえたなら》に出てくる原子(単体)を中心に構成しています。一番の大きな目標は,「単体や周期表についてのイメージを明確にする」ということです。教科書等で,原子や周期表の学習をしても,それは生き生きとしたイメージにはつながりません。それどころか,聞いたことも見たこともない単体の名前ばかりを聞いているうちに,それが実在するものかさえあしやく感じられてしまうかもしれません。「すべての物質は原子からできており,その原子を性質によっていくつかに分けられる」ということを感動的に学ぶには,やはりその実物があった方がよいのです。
そこで作ってみたのがこの〈原子(単体)の標本〉なのですが,生徒さんたちからはもちろん,教師からもとても歓迎されました。多くの教師にとっても,実際の単体を見るのは初めてだったからです。
また,この標本では周期表上に単体を張り付けているため,各単体の性質を調べることが容易にできます。たとえば,「金属はみな金属光沢を持ち,電気をよく通す」ということも,この標本を使えば容易に確認してみることができます。
どんなすばらしい研究や実践でも,それが他人にマネのできないようなものであるなら,それはあまり意味のあるものとは言えません。そこでこの研究では,「だれでもできるように」ということを配慮し,台紙・単体などの供給についても手配をしています。授業でお使いになりたい方は,ぜひご連絡ください。
今回「サイエンスシアター」の実験セットにこの標本を含めることになり,携帯に便利で身近に置いておけるサイズのものを「サイエンスシアター版」として作成しました。また子どもたちが手にすることも考えて,毒性のある単体は排除しました。
ご検討をお願いします。
詳しくは「〈原子の標本〉研究物語」レポートをご覧ください。
「サイエンスシアター版」の台紙をPDF形式で公開しています。ダウンロードしたい方は,下記のファイル名をクリックしてください。このファイルから印刷などをすることはできません。
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このレポートは,研究の歴史を詳しく記述したものです。
最新版の2000.1版をPDF形式のファイルで公開します。次のファイル名をクリックするとダウンロードします。「原子の標本」をお持ちの方には,パスワード付きファイルを開くためのパスワードを連絡いたしますので,メールにてお問い合わせください。
「原子の標本」レポート 2000.1評価版 Ratomap2000.PDF 40KB 閲覧のみ パスワード不要
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